遠ざけてきたこの日
2011年3月11日14:46
あの地震さえ、あの被害さえ起こらなければ・・・
と思いたくなくても
この日が近づくと
イヤでも考えてしまう事柄があります。
その一つは、やはり、母の死です。
母の故郷(岩手県山田町)が被害に遭って
中でも、山田在住の親友を亡くしたことを悔やんでばかりいました。
その数か月後、もう一人親しくしていた恩師が急死したこと
母はとても寂しがっていました。
そしてその翌年、二人を追うように逝ってしまいました。
東日本大震災に限らず、神戸淡路大震災にしても、様々な天災や人災
世界で起こっている紛争で、ある日突然多くの方が犠牲になってしまう。
その一人一人を失って、それぞれに悲しんでいる人々がいるわけで、
私は、たまたま、今のところ、それに遭遇せずに生きているに過ぎません。
理由もわからず、一瞬で命の灯が消されてしまう出来事が
これから、待っているかもしれません。
今日一日が尊いことを肝に銘じて
心から祈ります。
最近のコメント