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2020/05/13

事件の涙2本

録画していた“事件の涙”を2本続けて鑑賞・・・。

一本目は【4人が生きたあの場所へ~世田谷一家殺害事件~】

息子一家4人を奪われた宮澤節子さん(88)

家族の死を受け止められずにいたこれまでのこと

事件から20年を迎え諸事情を踏まえ、事件現場(建物)解体を

警察から打診されていることはニュースで見たけれど

被害者遺族のこと、初めて知る事ばかりでした。

犯人の手掛かりがあれほど残されているのに

犯人逮捕されないことも不可思議だけど

遺された遺族は、やり場のない怒りを抱えたまま

喪失感を背負って生きているんだなぁと、節子さんの様子に

ため息が残るドキュメントでした。

その節子さんを支えているのが、

亡くなった孫娘の同級生の男の子からの便りというのが

ほんとに、切なくて。

これが唯一のあの世とこの世を結ぶ一筋の光なんだろうなぁと

感動しちゃいました。

っていうか、犯人がほんと許せない!!

 

2本目は【順天堂医院赤ちゃん取り違え】

一昨年に順天堂医院が認めた50年前の新生児取り違え事故

このニュース自体知らなかったので、最初っから釘付けでした。

男性が生まれた1967年1月16日に、15分違いで二人の男児が

順天堂医院の産婦人科で産声を上げたとのこと。

 

母親から「自分の子ではない」と知らされたであろうシーン

想像するを絶する困惑に、男性と母親(育ての親)が、その後少しずつ

思いを吐露していくのが、見所でした。

 

男性が小学校に上がる前に受けた血液検査の結果から

母親がそれまで感じていた「自分にも夫にも似てないこと」が腑に落ち

順天堂医院に、出生時の取違え事故について確認をした際

病院関係者から投げつけられた非情な対応・・・。

その後夫から離縁され、息子を一人で育てて・・・40数年・・・

その間、一度も、息子に「私の子じゃないこと」を言わずに

葛藤を飲み込んできた母親の苦悩に、息子が気づいていく様子

ニュースでは明かされない、当事者の苦悩の連続に

観ている方は、「もし私が母親の立場だったら?」

「もし私が子供の立場だったら?」と考えさせられる内容でした。

DNA鑑定結果の親子の確率「0%」と印字された紙切れがリアルでした。

 

もう一方の取違えられた親子はその事実を知らずに

どうしているのだろうかという疑問・・・

この放送をきっかけに、進展があるのだろうか・・・

 

また再放送するようなので、ご興味があれば要チェックです!

NHK-事件の涙

 

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